わきがの体質について、統計的に見てみると、なんと欧米人の約8割の方がわきがの体質だそうです。
欧米では、わきが体質の方があまりに多すぎるため、気にしている方はほとんどいないようです。
一方、東洋人の場合には欧米人に比べ非常に少なく、日本人のわきが体質の方は、全体の約1割とされています。
そのため、わきがの方は周囲の人の反応に対して敏感になりやすく非常に気にされるようです。
このアポクリン汗腺が発達しているわきが体質が東洋人に少ないのは、もちろん遺伝によるものです。
この遺伝の形は常染色体優性遺伝と言い、片方の親にその体質があると、その約8割の子供に遺伝します。
では、わきがの遺伝を確認するにはどうすれば良いか?
まず耳垢が柔らかいかどうかを調べてみることです。
実はわきが体質の方は、アポクリン汗腺が耳の穴の中にも存在し、耳垢に含まれる脂肪分や蛋白質によって湿って柔らかくなるからです。
この耳にあるアポクリン汗腺は,子供のころから既に発達していますので子供の頃から簡単に調べることができます。
しかし、アポクリン汗腺の発達には個人差があるため、耳垢が柔らかい体質が遺伝したからといって、思春期頃に全員がわきがになるとは限りません。
逆に、両親がわきが体質でなくても、両親のどちらかの耳垢が柔らかいと、その子供は遺伝によってわきがになる可能性があります。