“注射”と“塗る”の違い

ボトックスと塗るボトックスについてそれぞれの特徴をご紹介します。


≪ボトックス注射とは≫
ボトックス注射は臨床にA型ボツリヌス毒素を応用したものです。

表情じわを起こらなくさせ改善させるため、表情筋の神経を麻痺させる療法です。

ボツリヌス毒素とは自然界に存在するボツリヌス菌が体内に入り繁殖時に出す毒素です。

強い毒素で食中毒等を起こします。

元来は眼瞼痙攣などの治療に用いられてきました。


ボトックスを注射することにより表情じわの原因となっている顔の筋肉の緊張を取り、しわをなくし、肌に張りを出します。

また表情じわだけでなく、ふくらはぎに注射すると、美脚になったり、ワキガや多汗症にも使用されます。


ボトックスは注射したら2〜3日経つと効果が出始めます。

そして、7日以内には効果が現れます。

施術費用は1箇所あたり15分くらいで5〜8万円くらいになってます。

個人差がありますが、効果の持続時間には約4ヶ月〜半年ほどとなってます。

注射を繰り返し行うことにより効果を維持させます。ボトックスを注射したら、まぶたが重く感じられたり、眉毛下垂などの副作用があります。

しかし、これらは通常2週間ほどでよくなっていきます。

≪塗るボトックスとは≫
塗るボトックスといわれるのは、化粧品のことです。

これには有効成分アルジルリンが配合されています。


ボトックス注射と同じ様に表情じわを改善する効果が、アルジルリンが配合してある化粧品にはあります。

これは、表情筋の緊張を神経伝達物質の過剰な分泌を抑えることにより表情じわを改善します。

だから、塗るボトックスと呼ばれるようになりました。


ただアルジルリンが、ボトックス注射と異るのは、塗布で表情じわを改善するので注射のような痛みや恐怖感はありません。

またアルジルリンは、毒性のない安全性が一般医薬品原料としての試験を行って確認されています。
よって副作用の心配はありません。

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