エラを縮小する治療にボトックス注射が使用されます。
しわ取り効果や多汗症などの治療にボトックス注射はに効果的であることはよく知られています。
ボトックスには、さらにエラを縮小する作用があります。
物を噛むための筋肉である下あごの咬筋の過剰な肥大がエラの原因の一つとされてます。
この肥大したエラを効果的に治療するためにボトックスを注射が用いられます。
歯ぎしりや常時ガムを噛んでいることなどがエラのもとである咬筋の過剰な肥大の原因として考えられます。
エラを縮小させる方法としてボトックス注射以外に外科的手術もありますが、ボトックス注射の方が、メスによる切開の必要もなく短時間のうちにエラを縮小させることができるのでエラ治療法としては非常に画期的で、患者の負担も軽くなります。
ボトックス注射は咬筋の収縮作用を弱らせ、動きにくくすることであごの筋肉が退化し、エラが縮小され小顔になれます。
ただボトックス注射のデメリットとしては筋肉の動きを抑制する作用には限りがあります。
半年くらいでエラ縮小効果が薄れてくる場合もあるので、継続的にボトックス注射を注入する必要があります。
ボトックス注射でエラ治療をするには、まずエラの張り具合や筋肉の厚さ、形などをエコー検査により確認する必要があります。
そしてボトックス注射の注入量とエラの適切な注入部位を決定していきます。
また、エラの原因が骨の張り出しの場合にはボトックス注射では効果が現れにくいからです。
ボトックス注射の施術に要する時間は15〜30分くらいです。
ただ、痛みに敏感な方の場合には麻酔を行うこともあるようです。
これは個人差がありますが、ボトックス注射のエラ縮小効果は1〜2ヶ月経つと現れてきます。
また半年くらいで元に戻るので、再度の注入が必要となってきます。