クリニックのボトックス治療については、
「あまり効果がなかった」
「不自然な引きつった顔になってしまった」
といった声を稀に聞きます。
ボトックスによる治療は質、量、注入のテクニックにより効果がまったく違ってきますので、治療は経験の豊富な医師の下で受けるのがよいでしょう。
アメリカのアラガンという製薬会社の製品だけが本物のボトックスと呼べる商品です。
ところが、最近は中国製・韓国製の安いものが出回っているので注意してください。
最近ではアメリカのアラガン社製ボトックス以外で、中国製のBTXA・イギリスのイプセンという製薬会社から発売されているディスポートという安価なボトックスが出回っています。
しかしこれらはゼラチン等の不純物が多く含まれているとか、効果が弱いなどの問題点が指摘されており、十分な安全性も確認されていないこともあります。
一般的にはボトックスはすべて同じと思いがちですが、生成法だけでなく安全性や効果に大きな違いがあります。
FDA・MDAといった公的機関が認可しているのはアラガン社製ボトックスだけです。
すべての製品が認可を受けているのではないことを十分認識っしてください。
治療に際し、危険な量と言われているのは一度に3000単位以上の使用と言われています。
通常のシワで注入するのは10〜20単位と非常に微量であるため、危険性はありません。
また、アラガン社のボトックスは30年以上の臨床経験と世界60カ国以上で使用され、 FDA もシワ治療で認可しています。
また、日本国内においても厚生省が眼科治療に関しては認可しているお薬ですので薬剤成分自体には問題がなく、非常に安心できます。