世間で塗るボトックスと一般的に言われているものは、正確にはボトックスではありません!
ご存知でしたか?
何故、塗るボトックスと言われ始めたかというと、新開発された「アルジルリン」という成分を含んだ美容液などが、
「塗るだけでボトックスと同じ効果を得られる」
ためにいつからか一般的に塗るボトックスと呼ばれるようになりました。
しかし、アルジルリン化粧品は、しわを改善することはボトックスと似てはいますが、全く別の物です。
では、そのアルジルリンとは何なんでしょうか?
アルジルリンはスペインの会社が、ボトックスに代わる成分として開発しました。
スペインは美容先進国ですが、ボトックス注射が法律で禁止されています。
よって、シワ治療のためボトックスと同じ働きをする成分の開発を急ぐ必要があったのです。
その結果として、生まれたのが「しわ改善成分アルジルリン」でした。
世界の美容業界はアルジルリンの誕生に驚かされました。
ボトックス治療は、注射をしてボツリヌス菌毒素から抽出された成分を皮膚の内部に直接注入しますが、アルジルリンは皮膚に塗りこむだけでボトックスと同じような働きをして、しわを改善する事ができるようになりました。
アルジルリン配合化粧品を塗るボトックスと呼ぶようになったのはこのためです。
アルジルリンには、ボトックスと同じように筋肉の動きの元である神経伝達物質の放出を抑制する効果があります。
表情じわといわれる目じりの笑いじわ・眉間のしわ・額の横じわ等の原因となる「表情筋の動き・緊張」を緩和して表情ジワの改善をします。
だから、アルジルリン化粧品はボトックスと同じように表情じわに有効なため塗るボトックスといわれます。